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当事者、第三者、どちらの立場で観る?『ムーンライト』が無料で観られる!

こんばんは、tenです。
ここ最近はアクションやコメディなど、気軽に観られるものをチョイスしてきましたが、今回は『ムーンライト』を紹介したいと思います。

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あなたはこの映画の真相心理をどこまで理解できるでしょう?

アカデミー賞を受賞するなど、割りと話題になっていた作品なのでご存知の方も多いかもしれませんね。
原題は「in moonlight black boys look blue」。監督は若手のバリー・ジェンキンス

幼少期、青年期、成人と主人公の半生を3部作で綴ったこの映画。あなたは自分の人生に当てはめるとしたら、当事者、第三者、どちらの立場でこの映画を見ることができるでしょう?

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キングスマン』はNetflixでは配信されていませんが、huluやamazon primeTSUTAYA TV等では配信されています。(※2018年10月11日現在)
今回は上記のなかでU-NEXTでの視聴方法をお教えします!

U-NEXTとは

そもそもU-NEXTを皆さんは知っていますか?
U-NEXTとは簡単にいうと”映画やドラマが見放題なサイトです!”
もちろんお金はかかりますけどねw
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U-NEXTの良さを簡単にまとめるとこんな感じです!


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あらすじ

 名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめっ子たちから標的にされる日々。自分の居場所を失くしたシャロンにとって、同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。 高校生になっても何も変わらない日常の中で、ある日の夜、月明かりが輝く浜辺で、シャロンとケヴィンは初めてお互いの心に触れることに…
なぜここまで『ムーンライト』が世界中を魅了しているのか―。それは人種、年齢、セクシュアリティを越えた普遍的な感情が描かれているからだ。本作の大きなテーマは“アイデンティティ”を探し求めるところに他ならない。タイトルである“ムーンライト(月光)”とは、暗闇の中で輝く光、自分が見せたくない光り輝くものを暗示している。誰もが一度は人生のどこかのタイミングで同じようにもがいたことがあるだろう。 どうにもならない日常、胸を締め付ける痛み、初恋のような切なさ、いつまでも心に残る後悔…
思いもよらぬ再会により、秘めた想いを抱え、本当の自分を見せられずに生きてきたシャロンの暗闇に光が差したとき、私たちの心は大きく揺さぶられ、深い感動と余韻に包まれる。

キャスト

アシュトン・サンダース
トレヴァンテ・ローズ
ジャネール・モネイ
マハーシャリ・アリ
ナオミ・ハリス

感想

 ten個人的にはヒューマン系映画はわざわざレンタルショップに行ってまで借りようと思う作品は多くないのですが、こちらは絶対に観たい!と心待ちにしていた作品でした。
 黒人を主演とした映画は『グリーンマイル』など奴隷制度を色濃く残した背景をベースとしたものや、サミュエル・L・ジャクソン(大好物)が出演するコメディ・アクション、あとは暴力系かしら。あまり深層心理に迫るものはないなーと感じていた中だったので、新鮮だったといことが第一印象。でもやっぱり一番は誰もがその目を引くパッケージのシャロン演じるアシュトン・サンダース。暗いネオンの中で強くしなやかにその光を照り返す黒い肌。村上龍の言葉を借りるとしたら、“限りなくブルーに近い黒”とも言いましょうか。肌が黒いというだけで阻害されてきた彼らにとって、“黒”という色はある一種鎧のような意味を持ち、私たちが想像する以上にそれは大きな意味を持っていることでしょう。人それぞれの育った背景次第ではありますが。
 男性に恋心を寄せるシャロンにとって、白人はおろか、同じブラックに、そして唯一の肉親である母親にまで阻害されていた過去は決して消えない深い闇。彼が海辺で放った「泣きすぎて、自分が水滴になりそうだ」という一言は私たちの想像を優に超える意味を含蓄しているのでしょう。
 そうして身体を鍛え上げ、必死に弱い自分を隠そうをしていたシャロンですが、かつて恋心を寄せていた男性から突然連絡がきます。いあっまで自分で自分を頑丈にみて、実際は指でつつくといとも簡単に壊れてしまいそうな鎧を着せていたシャロンはその鎧を脱ぐことができるのでしょうか?

と、言ったようなストーリーでしょうか…
感想もとい、あらすじのようになってしまいましたが、こちら、映画が好きだという方には是非観ていただきたい一本。マストチェケラです。